平成27年度アーティスト・イン・レジデンス
11月~2月期レジデンスアーティストをご紹介します。
4名のみなさんが11月1日から制作を開始します。
【202号室】村木大峰
1981年2月7日生まれ。浜松学芸高等学校普通科卒業。障害福祉クリエイティブサポート・レッツのサービス事業所アルス・ノヴァに通うメンバーであり詩人。祖母の影響から本を読み始め、幼少期に「エルマーの冒険」と出会い、書くことに興味をもつ。中学の頃に詩作を始め、以来気持ちをぶつけるように詩を書き続ける。彼の実体験と並行世界から紡ぎだされる言葉達。レッツ主催の展示では、参加者からもらったキーワードを使い詩作をするという手法も行っている。2013ポコラート入選。
【203号室】小出和明
1954年 静岡県浜松市天竜区上阿多古に生れる
1980年 阿佐ヶ谷美術専門学校絵画科 卒業
1981年 渡仏 アトリエ17(現コントルポワン)にて版画を学ぶ
1983年 パリ14区青年芸術家展 Paris
1988年 グループ展 アテネ美術館 Geneve
1995年 二人展 サン・トマ図書館 Venezia
1999年 第39回静岡県芸術祭美術展 グランシップ静岡
2000年 第8回版画大賞展 浜松市美術館 (入賞)
2001年 個展 静岡谷島屋書店ギャラリー
2009年 浜松美術協会に入会。以後毎年協会展(クリエート浜松)に出品。
西洋の古典絵画に惹かれて渡仏、美大入学に失敗し版画工房アトリエ17へ通い
版画を学ぶ。スイス・イタリアを彷徨い1996年強制送還にて帰国。以来創作活動は
断続的になっているが、平面(油彩・アクリル等による)現代アートを模索中。
作品制作の姿勢は、線や面それから色といった表現要素を、視覚的な思考の中から紡ぎ出し
統合する。そこにひとつの客観的普遍性が保たれる事を心がけ、それを美と定義する。
その他、関心事は音楽・生物・宗教等。南米ペルー・ボリビアの楽器サンポーニャの
音色が好きで、趣味程度に吹く練習をしている。
【204号室】原田愛子
静岡県出身。静岡文化芸術大学卒業。「小さい写真 原田」主宰。
スタジオと写真教室で助手をしながら、写真を使った作品を作っています。ルールに従って進めること、できるだけ手を掛けること、手に取ることのできるサイズに仕上げることを心がけています。今回は2014年から取り組んでいるうずらの卵を用いて作る「うずら卵紙」の制作を進めて行く予定です。
主な展覧会に「小さい写真 原田」(2014年 静岡市クリエーター支援センター)、ART KAMEYAMA(2013年 2014年 三重県亀山市)他。
ウェブサイト
http://chiisai-shasin.jimdo.com
【205号室】吉田朝麻
吉田朝麻/1984年10月22日生れ 制作ジャンル「音楽 音のインスタレーション」
京都市立芸術大学 美術学部デザイン科プロダクトデザイン専攻卒業
2003年 音楽プロジェクト「マッスルNTT」を始動し、2009年に自主企画イベント「音楽百科典」を開催。2011年「Terminal of Books vol.2」の会場用音楽、2012年静岡グランシップ「ワークショップサーカス」テーマ曲制作をはじめ、2012年NPO法人クリエイティブサポートレッツ主催「古民家の建具展」の会場用音楽、2013年本と遊びの家主催「指人形こどもシアター」のテーマ曲、劇中音楽と数多くの音楽制作を手掛ける。音楽活動のほか、印刷媒体を通した居場所作りグループ「ZING」主宰など、芸術活動は多岐に渡る。