酒井さんは、9月から週末に202号室に通い家電の紙工作を続けてきました。成果発表に当たり、この作品群を酒井さんの思いとともに皆さんに伝えるキュレーター募集の説明会を開催しました。そこに参加した方々がチームを組み「春の冷蔵庫まつり」展の開催となりました。制作家電のパンフレットとコピー用紙や厚紙、ノリの袋などの素材で作られた家電工作が100個以上並びます。作品を雛人形に見立てたひな壇や冷蔵庫in 冷蔵庫で構成された展示空間をお楽しみください。果たして酒井さんの思いは誰に伝わるのでしょうか。
<開期中の関連トーク・ワークショップ等>
ワークショップ 3月4日(日)14:00~15:00 ※申し込み不要 直接会場へお越しください。
※この展覧会は、平成29年度後期制作場所提供事業成果発表として開催されます。
イベント情報
開催日 | 2018年2月17日(土) - 3月4日(日) |
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開催時間 | 2019年2 月 17 日(日)~3月4日(日)10:00~20:00 最終日は17:00まで |
会場 | 鴨江アートセンター 2階 202 |
主催 | 浜松市鴨江アートセンター |
アーティストプロフィール
酒井友章
2001年生まれ。幼い頃より家電が好きで、店頭で商品を眺めたりカタログを集めたりするほか、紙でテレビや洗濯機などを作ることが日々の楽しみ。特に冷蔵庫が好きで、新しい型番の冷蔵庫が発売されることを、いつも心待ちにしている。紙で作られた庫内の作りは本物と同じで、適当な大きさに切った紙を貼り合わせて制作している。学業のほか、クラシックピアノの練習にも精進している。プラレール、大河ドラマのファンでもある。
2013~2014年 ぶっとびアート企画「こどもがせんせい!WS」「ぶっとび!こだわり展覧会」などに参加。
2014年 アールブリュット作品全国公募入選
2015年 「アールブリュット・ユートピアの創造主たち」出展(大津プリンスホテル)
2016年 札幌500メートル美術館企画展「いつかきたみち、こどもみち」に深澤孝史プロジェクト内で出品参加。
酒井友章インスタグラム「kadenkamikousaku」
https://www.instagram.com/kadenkamikousaku/