3組のアーティストが2025年11月~2026年2月にかけて当館アーティスト・イン・レジデンスで作品制作と発表をします。

志村茉那美 SHIMURA Manami
1995年宮城県生まれ、神奈川県出身。2021年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修士課程修了。映像作家。特定の土地や民話等のリサーチに基づき新たな物語(現代の民話)を編み出し、物語の持つ娯楽性やユーモアが内包する可能性に改めて着目すると同時に、そこで得られる批評的な視点によって、あらゆる社会問題の背景にある構造の対象化を試みている。
主な展示に、2024年「ジェンダー展」(COSA, 高知)、2021年「黄金町バザール2021 -サイドバイサイドの作り方」(黄金町, 神奈川)、2020年「表層と深層 | Surface and Depths」|(Gallery PARC, 京都)など。また、2023年より、怒りの感情を抱いた時に花の種を蒔き散らすパフォーマンス「怒りのタネをまくプロジェクト」を定期的に行なっている。
ウェブサイト: https://www.shimura-manami.com/
Facebook: @shimushiiii

タン・ルイ TAN Ru Yi
クアラルンプールで生まれ育つ。2005年名古屋造形芸術大学彫刻専攻を卒業後、2007年同大学大学院 実験型美術研究修了。現在静岡県に在住。
身近な素材(ダンボール、洗濯バサミ、付箋など)を用いて、日常の視点を変える作品を制作。日本の色彩や文化の「普通=固定観念」を問い直し、非日常の体験を生み出す。AIを活用した「耳プロジェクト」を浜松で実施予定。他者との関わりを通じ、日常の再発見を探る。
主な展覧会・活動歴
2024 「マイクロ ・アート・ワーケーション(MAW) 2024」において旅人として選定され、ホストのFABLAB浜松に滞在しました(浜松)
2024 展示+ワークショップ「色でうむ、ふえる、あふれるー空想生物を生み出そう!」一宮市三岸節子記念美術館 一般展示室(愛知)
2023 「#日常の温度ー海底の底よりー」Shizuoka Art Vision、駿府の工房 匠宿(静岡)
2023 展示+ワークショップ「うむ、ふえる、あふれる展ー空想生物を生み出そう!ー」こども未来館ここにこ 企画展示室(豊橋)
2022 「びじゅつじょろん4ー現代美術の展覧会」、藤枝市民会館(静岡)
2021 「BLACK, COLOR」、東静岡アート&スポーツ/ヒロバ(静岡)
2017 「Di Mana(where are) young」、国立アートギャラリー(クアラルンプール)
2016 「ART GARDEN 2016」、阪急西宮ガーデンズ スカイガーデン(西宮)
2016, 2012 「六甲ミーツ・アート芸術散歩」(神戸)招待出展
2015 「ピクニック」、NCC Shizuoka 2015、CCC(静岡)受賞
2013 M祭「増殖プロジェクトーナナに捧げる生き物」、三重県総合文化センター広場(津)
ウェブサイト: https://tanruyi.blogspot.com
Instagram: @the.tanruyi
YouTube: @TRYsculpture

松葉奈々帆 MATSUBA Nanaho
1999年岐阜県生まれ、2024年岐阜県在住。2022年に名古屋造形大学美術コースを卒業。近年は、1日の睡眠時間を記録した絵画や見た夢を題材に作られた「あとかた」シリーズなど、さまざまな平面作品を制作する。繰り返される行動の中で見過ごされた人々の歩みを表面化しようと試みている。
主な個展に「あとかた」(名古屋市市政資料館 第4展示室/愛知/2022年)、グループ展に「motion#6 展」(名古屋市民ギャラリー矢田 第3展示室/愛知/2022年)、「BLACK TICKET2022」(長者町コットンビル/愛知/2022年)、「熟睡,東京編 SOUND SLEEP IN TOKYO,daydream」(The 5th Floor/東京/2022年)などがある。主な受賞歴に「第 16 回 CBC 翔け!二十歳の記憶展 CBC賞」(2021年)がある。
ウェブサイト:https://nanaho-matsuba.jimdosite.com/
Instagram:@mmba_77