この展覧会タイトルの『standing on the shoulders of Giants』(巨人の肩の上に立つ)とは、万有引力を発見した、かの有名なアイザック・ニュートンの言葉になります。それは、偉大な先人の発見や研究が土台にあるからこそ、その上で現在の私たちは新しい知見を得ることができる、というような意味になります。
この作品は、その言葉に関連した、二つのテーマから成り立っています。一つは現在の生活環境の元になっているフレームワーク(=基本的な枠組み)そのもの、もう一つはそのフレームワークをつくった「誰か」、あるいは「何か」になっています。これらのテーマから構想された浜松にまつわる6つのパートを、時系列で進む25分ほどのインスタレーションとして展開しています。(長島勇太)
<作家在室予定日>
2月11日(土)、12日(日)、18日(土)、23日(木)、25日(土)、26日(日)
<ギャラリートーク>
2月25日(土)13:30~(30分程度)
会場:鴨江アートセンター1階ロビー(予定)
作家による作品の解説です。申込不要、お時間になりましたら直接会場へお越しください。
※参加者のうち抽選で2名様に作品に関連した品を差し上げます。
<関連イベント>
【子ども向け】いろんな青色のクレパスで巨大な左手を描こう
鴨江アートセンターで制作中の、アーティストの長島勇太さんと一緒に、いろんな青色を使って大きな左手を描きませんか?みんなで描いた大きな左手が、アーティストの作品の一部になって、鴨江アートセンターで展示されます。
開催日:2023年1月14日(土)13:30集合、30分~1時間程度
会場:鴨江アートセンター104号室
定員:2~6人
対象:年中~小2まで
参加料: 無料
※要申込
※当日は長島勇太さんのアトリエ見学ができます。長島さんがいつも使っている機材を見たり、子どもたちがさわって遊べるコーナーを用意してくれています。
アーティストプロフィール 長島勇太
1979年東京生まれ。東邦大学、イメージフォーラム映像研究所、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー、京都造形芸術大学を卒業。東京藝術大学大学院映像研究科中退。
近年の個展に『Parallel Processing II』、『バベル、あるいは分別の未来』、『Parallel Processing』(すべてギャラリーなつか、東京、2022年、2019年、2015年)がある。
主なグループ展に『IAG AWARD 2022 EXHIBITION』(東京芸術劇場 ギャラリー1&2、東京、2022年)、『はじまりの残像』(ソニーイメージングギャラリー銀座、東京、2022年)、『AMUSE ARTJAM 2009』(京都文化博物館、京都、2009年)、『第3回日韓現代美術交流 純情の衝突』(Moran Gallery Seoul、韓国、2008年)、『ArsElectronica Campus Exhibition』(オーストリア、 2004年)がある。
また、アンビエントミュージックの楽曲制作(Yuta Nagashima 名義)では、2枚のソロアルバムと1枚のコンピレーションを国内外のレーベルからリリースしている。
ウェブサイト:https://ngsm.jp
- 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催内容の変更、延期等の可能性があります。
- 入場時の手のアルコール消毒、検温、マスクご持参の上の着用にご協力お願いいたします。
- 入場時の写真が鴨江アートセンターのウェブサイトなどに掲載されることがあります。
イベント情報
開催日 | 2023年2月11日(土) - 2月26日(日) |
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開催時間 | 9:30〜17:30 |
会場 | 鴨江アートセンター 1階 101 |
主催 | 浜松市鴨江アートセンター(指定管理者:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ) |