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2024年度浜松市鴨江アートセンター制作場所提供事業アーティスト・イン・レジデンス

このたび浜松市鴨江アートセンターでは、アーティスト・イン・レジデンスで制作している柴田智明さんの作品と制作の様子を公開します。
浜松での滞在制作中に作家は、絵を描くための大判の布や紙を市民から募り、見たものすべてを描く大きな絵画の制作に取り組みました。また浜松の街を歩く中で作家の関心をもっとも捉えたのは、真冬に見つけた蝉の抜け殻でした。
会期中には、作品の展示と、未完成作の公開制作、また蝉の抜け殻を模した着る彫刻シリーズ「羽化スーツ」を着用した作家本人によるパフォーマンスなどを行います。制作場所と作品はアーティスト不在時も常時公開しています。

<会期中のスケジュール>
いずれも申込不要、直接会場にお越しください。

〈日時〉〈内容〉〈作家在館〉
毎日 10:00~21:00作品展示
毎日 10:00~21:00制作場所公開
毎日 13:00~15:00公開制作
2/15(土)13:30-14:30アーティストトーク   ○                  
2/25(火)13:30~パフォーマンス
3/2(日)13:30-14:30アーティストトーク
随時ワークショップ
不定期パフォーマンス

●作品展示
寄付で集まった大判の布や紙に描いた絵画作品を公開します。
毎日 10:00~21:00

●公開制作
アーティストによる絵画制作の様子を公開します。
毎日 13:00~15:00

●パフォーマンス
アーティストの誕生日当日に開催する、着る彫刻シリーズ新作「羽化スーツ」のパフォーマンスです。
2/25(火)13:30~(その他の日程で不定期開催を予定しています)

●制作場所公開
制作場所と制作途中の作品の公開。アーティスト不在の時間を含みます。
毎日 10:00-21:00

●アーティストトーク
スタッフとの対談形式で、4か月間の滞在制作の中で制作した作品の変遷を追いながら、浜松で出会った人や場所、作家自身に起こった変化について伺います。
2/15(土)13:30-14:30
3/2(日)13:30-14:30

●ワークショップ
羽化スーツの制作方法を流用して、ゴミ袋と粘着テープ、布の切れ端などから参加者自身にジャストフィットするマスクをつくります。制作希望の方は作家にお声がけください。
随時開催/500円

柴田智明 Tomoaki SHIBATA

1981年東京生まれ。2005年武蔵美術大学造形学部日本画学科卒業。コロナ禍を含む2022年までの約7年をロサンゼルスで過しました。漫画的な表現と日本画を基礎にし自身の表現を追求し続けています。物質性のある素材に線描をつかい主に漫画と日本画、それからシュルレアリスムに影響された現代アート作品を作ってきました。人間やキャラクター、動物を虚実入り混じった記憶とイマジネーションで絵を描いています。幼少期から大学ノートにらくがきを勝手に隠れてしていましたが大学進学がきっかけで紙に線で描く日本画を基礎として学び始めたことで人目につかないで行っていたノートのらくがきの感覚を発表することを前提にした美術にシフトすることに成功しました。美大卒業後、東京での個展や地方のレジデンスなどで約10年間国内で発表していましたが文化庁の新進芸術家海外研修制度でロサンゼルスに派遣され、それがきっかけで合計約7年間ロサンゼルスで活動しました。2022年に帰国してからはカリフォルニアで進化させた自身の芸術とアメリカナイズされた人格をどうにかして制作環境も含め祖国である日本のフィールドでもはまる場所を見つけられないものか悪戦苦闘しています。

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漫画
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イベント情報

開催日 -
開催時間 10:00~21:00 それぞれの開催時間は上記をご覧ください
会場 鴨江アートセンター
主催 浜松市鴨江アートセンター(指定管理者:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ)

プロフィール