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鴨江アートセンターで開催したワークショップ参加者のみなさんがつくった作品を館内で上映します。

映像は全部で3点。全部で2分程度がループ再生しています。

アートセンターの2Fロビーで、どなたでも自由にご鑑賞いただけます。

ワークショップ当日の様子(2/16撮影)

【詳細】

映画、アニメ、ゲーム、CMの効果音をつけるため、映像を再生しながら同時に音を収録する手法を「フォーリー」と言います。今回のワークショップでは、フォーリーアーティストである滝野ますみさんと一緒に、無声映像に音をつける体験をしました。

今回使用した映像は、映画監督・木下惠介が1936~38年頃の浜松近郊で撮影したホームムービー*。現代の浜松にいる参加者が、昔の浜松の映像を手掛かりに、その時代に生きていた人々の足音、馬の蹄の音、草木の揺れる音などに思いを巡らせ、「音」を介して過去と現在がつながる場になりました。

当日使用した材料は、藁、砂、衣類、紙コップ、大きな御影石の板、ランドセル、地球儀、自転車など…一体これらの材料をつかって、どんな音をつくったのでしょうか。ぜひ想像しながら鑑賞してみてください。

*ホームムービーとは…1950年代から70年代にかけて流行した家庭で撮影されたアマチュアフィルムで、家族の様子、自分の住むまち、旅行先の出来事などの思い出を、8ミリや16ミリのフィルムで撮影し記録したもの。

【効果音ワークショップ×木下惠介ホームムービー~音と映像でよみがえる浜松の記憶~ -Finding Lumière-】
開催日時:2025年 2月16日(日)13:00-18:00
会場:鴨江アートセンター 201号室
対象:小学生以上
参加者数:9名
詳細:https://kamoeartcenter.org/events/20250216-foley/

映像提供:木下惠介記念館

今回使用した木下惠介のホームムービーのオリジナル版を、鴨江アートセンターのお向かいの木下惠介記念館の常設展示室にて、開館中いつでもご覧いただけます(オリジナル版には効果音はついていません)。

【木下惠介記念館(浜松市旧浜松銀行協会)】
〒432-8025 静岡県浜松市中央区栄町3-1
開館時日:9:00〜17:00
休館日:12月29日〜1月3日・メンテナンス休館日
Tel:053-457-3450
E-MAIL:k.m.m@keisukemuseum.org

松菱百貨店の前で写真を撮る惠介
正月の家族団らん
「鴨江の根上がり松」周辺を散策する木下一家

イベント情報

開催日 -
開催時間 9:00-21:30
会場 鴨江アートセンター 2階 ロビー
主催 浜松市鴨江アートセンター(指定管理者:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ)

ファシリテーター

プロフィール画像

滝野ますみ

Foley artist / Sound designer 東京芸術大学音楽環境創造科在学中よりアニメーションのサウンドデザインを手がけ、映画・CM・ゲームなど幅広く活動。 主な作品はアニメ映画『化け猫あんずちゃん』(24)、短編アニメ映画

Foley artist / Sound designer
東京芸術大学音楽環境創造科在学中よりアニメーションのサウンドデザインを手がけ、映画・CM・ゲームなど幅広く活動。
主な作品はアニメ映画『化け猫あんずちゃん』(24)、短編アニメ映画『グレートラビット』(12)、『半島の鳥』(22)、『骨噛み』(23)、実写映画『[窓] MADO』(22)、TVアニメ『ダイナ荘日より』(21)、『忍ばない!クリプトニンジャ咲耶』(23・24)、『いきものさん』(23)など。
またフォーリーアーティストとして映画、ゲームの制作に参加。近年の参加作品として『いぬやしき』『旅猫リポート』『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』『NieR : Automata』『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』などが挙げられる。