Event WORKSHOP OTHER 2025.10.31_Fri みんなの避難訓練 －やさしい日本語をつかって子どもや外国人にもわかりやすく命をまもる行動へ移すには―

鴨江アートセンターの避難訓練を、一般の方も参加できるよう公開実施します。外国人の避難をサポートする可能性がある方はどなたでも参加できます。外国人のお客さんが多いお店の方、不特定多数が利用する施設の管理者の方、ご近所さんが外国人の方など、外国人の方と助け合い避難する可能性がある方は、入門編としてぜひご参加ください。

鴨江アートセンターは外国ルーツの市民の利用が盛んです。ベイビーシャワーやお誕生日のパーティーを開いたり、写真やメイクの講座を開いたりなど活用されていて、赤ちゃんからシニアまで一度に50人以上が集まります。

そんなときに火災や地震があったら？
館内放送は日本語しかないけど、緊急アナウンスは伝わるのかな？

すべての人がスムーズに身を守る行動に移すことができるよう、外国人の団体さんが利用しているときを想定しての避難訓練をすることにしました。今回は、レクチャーと避難誘導実践の2本立てです。実在の公共施設を舞台にして具体的に学びましょう。

1. レクチャー「浜松における外国人事情と防災」
   おはなし：キクヤマリサさん
2. 役立つツールの紹介
3. チームに分かれて外国人の避難を想像してみよう（火災の想定）
4. 避難誘導してみよう（火災の想定）
5. チームで振り返り

講師プロフィール

キクヤマリサ

（公財）浜松国際交流協会 主幹
多文化共生コーディネーター　

2008年に着任。浜松市多文化共生センターで多言語による生活相談を統括しながら、外国人防災リーダー研修や災害時に備えたネットワーク会議、外国人コミュニティと連携する事業などの企画・運営に取り組んでいる。
日本生まれ、海外育ち。文化や価値観の異なる人々との関わりの中で培った柔軟な視点を活かし、外国につながる人と地域社会をつなぐ架け橋となることを大切にしている。

• 会場内の写真が当館ウェブサイトなどに掲載されることがあります。