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鴨江アートセンターでは制作場所提供事業「アーティスト・イン・レジデンス」を実施しています。
アーティストの制作の場所として、鴨江アートセンター内の個室を、およそ4か月間無償提供しています。
facebookページでは、随時、彼らの活動をお知らせしていきます。
アーティストについてもっと知りたい、工房に遊びに来てみたい、という方は、鴨江アートセンターまでお問い合わせください。

<26年度後期「アーティスト・イン・レジデンス」入居アーティスト>

【202号室】 
青島右京/絵画・インスタレーション

1986年5月26日生まれ。父は洋画家の青島三郎。
日本的なモチーフや日常の素材を基に行為の連続、過剰、集積というコンセプトで制作する。
絵画を主な表現方法とするが空間や立体などに平面表現が拡大するような表現手法をとる。
また、コンピューターの法則やアプリの現象などの特徴をそのままに使う。
素材を基に作る作品は多岐に渡る。
浜松では、鴨江アートセンター主催OUT OF SCHOOLにてワークショップ「がっこう では してはいけない たいせつな こと」を開催。
制作した作品を公用的に展示し、誰でも描きたせるという手法で、参加者へ価値の変換を促した。

【203号室】 
NANI部/コミュニケーションアート・グループパフォーマンス

2013年3月発足。他ジャンルの人々がコミュニケーションすることを介して新しい物語を生み出していく部活動。
名前はNecessary Actions for Narratives Inceptionの頭文字から。
多ジャンルの人々が入り混じる社会に向けて、どのジャンルでもない新しくて斬新で面白い「なにか」をアクションする。
コミュニケーションを主眼とし、地域の人たちとの交流による偶然性をも、アートへのアクションに変換し新たな物語を生み出していく。


【204号室】 
村木大峰/作詩

1981年2月7日生まれ。浜松学芸高等学校普通科卒業。
障害福祉クリエイティブサポート・レッツのサービス事業所アルス・ノヴァに通うメンバーであり詩人。
祖母の影響から本を読み始め、幼少期に『エルマーの冒険』と出会い、書くことに興味をもつ。
中学の頃に詩作を始め、以来気持ちをぶつけるように詩を書き続ける。
彼の実体験と並行世界から紡ぎだされる言葉達。
レッツ主催の展示では、参加者からもらったキーワードを使い詩作をするという手法も行っている。
2013ポコラート入選。

【205号室】
宮沢のり子/子どもの箸

1974年生まれ、北海道出身。2011年末浜松に移住。
芸術とは縁遠い通俗的な書籍の挿絵やデザイン業を続けながら、「みつば木工」の名で、
箸を使い始めて間もない幼い子ども達が楽しく食事できるようにと、握りやすく、つまみやすい、無垢の木箸を製作、販売をする。
幼少期にナショナルトラスト・オホーツクの村の森作り活動に参加以来、植物調査員の母と野山を巡り、
ヒト以外の生き物(特に鳥)の営みに強い関心を持って育つ。
その後、アジア・アフリカの文字を持たない民族の暮らしに興味を持ち、自身もただ一匹の動物として、地球の記憶に残さない物作りを模索中。