編み物は、編んで、ほどいて、また違うものにつくり替えることができます。このような編み物の可逆性・更新可能性に着目した廣瀬さんは「編み物」は「本質的にデジタルなものづくりの手法」だと言っています。そして、「デジタルって優しい」とも言っています。
編み物がデジタル?
デジタルが優しい?
デジタルであるとはどんなことなのだろうか?
廣瀬さんは「編み物」の技法を応用して立体をつくる「ソリッド編み」を考案し、現在それを自動でできる「ソリッド編み機」を開発しています。今回は、手編みで「ソリッド編み」をしてみるワークショップです。手で編み進めることで構造や特性を知り、廣瀬さんの開発についてお話を伺いましょう。
*コーヒーやお茶をご用意してお待ちしています。
ソリッド編みについてまとめたレポート
http://www.kri.sfc.keio.ac.jp/report/mori/2013/c-022/
手編みによるソリッド編みサンプル
https://photos.app.goo.gl/vugGd1rNnUvkTyXg7
平成31年度鴨江アートセンター制作場所提供事業 アーティスト・イン・レジデンス
イベント情報
開催日 | 2019年8月31日(土) |
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開催時間 | 10:00〜12:00 |
会場 | 鴨江アートセンター |
参加費 | 500円(ゴムひもと棒針は希望者は持ち帰り可) |
定員 | 10名(予約優先、先着順) |
対象 | 中学生以上 |
主催 | 浜松市鴨江アートセンター(指定管理者:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ) |
アーティストプロフィール
廣瀬 悠一
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科x-DESIGNプログラムにてデジタル・ファブリケーションの分野を専攻。その後ローランド ディー.ジー.株式会社にて切削加工機や3Dプリンタの開発に従事したのち、退社。現在はFabLab浜松を拠点に、大学時代に自ら考案した、3次元データから中身の詰まった立体物を編む手法「ソリッド編み」を自動化する機械「ソリッド編み機」を開発中。2018年度総務省異能vationプログラム、2019年度経産省IPA未踏アドバンストプログラム採択。
イベント参加について
申し込み方法
受付終了
"日時、講座名を明記の上、氏名、ふりがな、電話番号、高校生までは学年・年齢、お申し込みのきっかけ、棒針編みのご経験の有無"を添えて、Eメールまたは電話で浜松市鴨江アートセンターまでお申し込みください。