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日々の中に見え隠れする心地よい情景を染め描きました。
染色作品ならではの たおやかな世界をお楽しみいただけますと幸いです。 桂川美帆

【関連イベント】ギャラリートーク
桂川美帆さん本人による作品のコンセプトや、「ろうけつ染」という染色技法についての解説。
日時: 8月29日(土)14:00〜、9月6日(日)14:00〜
場所:101号室
対象:どなたでも
参加料:無料
申込:事前申込不要、当日直接会場へ

作家在室日(予定)
2020年8月29日(土)、30日(日)、9月5日(土)、6日(日)

  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催内容の変更、延期等の可能性があります。
  • 入場時の手のアルコール消毒、マスクご持参の上の着用にご協力お願いいたします。
  • 会場内の写真が鴨江アートセンターのウェブサイトなどに掲載されることがあります。

本展覧会は、2020年度鴨江アートセンター制作場所提供事業 アーティスト・イン・レジデンス成果発表として開催します。

イベント情報

開催日 -
開催時間 12:00〜17:00
会場 鴨江アートセンター 1階 101
主催 浜松市鴨江アートセンター(指定管理者:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ)

プロフィール

プロフィール画像

桂川美帆 Miho KATSURAGAWA

1987年東京都生まれ。15歳から油彩画を学び、東京藝術大学工芸科に入学後、様々な工芸技法を学び、主に染色工芸の技法を専門に習得。2015年、東京藝術大学大学院において博士号(美術)を取得。 現在は、染めることで得られる素材自体の発色と、絵

1987年東京都生まれ。15歳から油彩画を学び、東京藝術大学工芸科に入学後、様々な工芸技法を学び、主に染色工芸の技法を専門に習得。2015年、東京藝術大学大学院において博士号(美術)を取得。
現在は、染めることで得られる素材自体の発色と、絵の具とは異なる質感に魅せられ、日本最古の防染技法である「ろうけつ染」という表現手法で作品を制作している。
私が表現したい光と湿度、風景観、鑑賞者へのメッセージは、染色という行為が呼び水となっている。染色は物質自体を発色させる行為である。染液が繊維の芯まで染み渡った時、透明度が高く鮮やかな、それでいて重厚な色彩を得られると私は考えている。同時に、素材自体の発色として観る者に強く訴えかけると確信している。柔らかな布の質感と光沢は、各々の記憶の中にある美しい景色の煌めきを呼び起こすだろう。伝統の技術を生かした独自の空間造形作品を展開し、人々の胸を打つような作品を目指し制作に励んでいる。

《活動経歴》

2005年 東京都立芸術高等学校 美術科 卒業
2010年 東京藝術大学 美術学部 工芸科 染織専攻 卒業
2012年 東京藝術大学大学院 美術研究科 工芸専攻 染織研究領域 修了
2012年 東京藝術大学大学院 美術研究科 博士後期課程 美術専攻 工芸研究領域(染織) 入学
2013年 三菱商事アート・ゲート・プログラム2013年度奨学生
2015年 東京藝術大学大学院 美術研究科 博士後期課程 美術専攻 工芸研究領域(染織) 修了
     博士号取得(博美 第479号)
2015年〜2018年 東京藝術大学 美術学部 工芸科 染織研究室 教育研究助手
2015年〜2018年 日本クラフトデザイン協会 正会員
2018年〜 東京藝術大学 美術学部 工芸科 染織研究室 非常勤講師

<受賞歴>
2011年 第50回 日本クラフト展「学生賞」
2011年 東京藝術大学「安宅賞」
2012年 第52回 日本クラフト展「U35賞」
2013年 第2回アートイマジン芸術小品展 入選
2014年 ALBION AWARDS 2014 「金賞」
2014年 8th From Lausanne To Beijing FIBERART BIENNALE EXHIBITION
    「excellent award」
2016年 工芸都市高岡クラフトコンペディション2016 入選
2016年 第52回神奈川県美術展 入選
2019年 工芸都市高岡クラフトコンペディション2019 入選
2019年 AFAF AWARDS 2019 入選
2019年 SHIBUYA ART AWARDS 2019 入選
2019年 第1回ティー・エレメント公募展「特別賞」
2019年 新進アーティスト作品展vol.18 Art Generation「優秀賞」
2019年 第2回全日本芸術公募展 「佳作」

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