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2019年度鴨江アートセンターアーティスト・イン・レジデンス賞を受賞した廣瀬悠一さんが開発している「ソリッド編み機」。その試作機が完成しました。当館での初めての展示です。


開発者メッセージ
編み物は、編み目という単位によって全体の形状を離散化(ばらばらに)している、本質的にデジタルなものづくり手法です。この離散的な性質によって編み物は、ほどいて編みなおすこと、すなわちundo、updateを可能にしています。

「ソリッド編み」は私が考案した、中身の詰まった物体を造形する特殊な編み方です。これによって、編み物のデジタルな特徴を衣類だけではなく家具や工業部品などかたいものにも応用できます。たとえば編み物で椅子をつくることにより、椅子をほどいて机に編みなおしたり、あとから肘掛けを追加したりといった物体のundo、updateが可能になります。

私は現在このソリッド編みを自動化する機械「ソリッド編み機」の開発を進めていますが、この度その試作機を完成させることができました。今回試作機を鴨江アートセンターの玄関近くにて展示させていただきます。多くの方にこの技術について知っていただき、これを何に応用できるのか一緒に考えていただけるとうれしいなと思っています。(廣瀬悠一)

機械を動かす日【予約不要】
各20分程度、機械が「ソリッド編み」を編む様子を実演します。

11/22(日)10:00~/14:00~
11/23(月・祝)10:00~/14:00~
11/28(土)10:00~/14:00~
11/29(日)10:00~/14:00~

「ソリッド編み機」開発者トーク【要予約】
開発・製作をした廣瀬さん本人による「ソリッド編み機」開発の経緯についてのお話や構造についての説明と質問タイム

日時:11/28(土)16:00~17:00
会場:浜松市鴨江アートセンター1階ロビー
定員:10名(先着順)
対象:どなたでも(お話は大人向けなのでお子さんには難しい言葉などが出てきますが関心のある方どなたでもご参加ください。)

<お申込み方法>
“日時、タイトルを明記の上、氏名、ふりがな、電話番号、高校生までは学年・年齢、お申し込みのきっかけ”を添えて、Eメールまたは電話で浜松市鴨江アートセンターまでお申し込みください。


廣瀬悠一 Yuichi Hirose

1990年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学田中浩也研究室にてデジタル・ファブリケーションに関する研究を行う。修士課程修了後、ローランド ディー.ジー.株式会社でメカエンジニアとして3D切削機等の開発に携わったのちに退職。現在はフリーランスの研究者として、3Dデータから中身の詰まった立体物を編む機械「ソリッド編み機」を開発中。2018年度総務省異能vation破壊的な挑戦部門採択、2019年度IPA未踏アドバンスト事業採択、2019年度浜松市鴨江アートセンターアーティスト・イン・レジデンス賞受賞 。

ソリッド編み詳細: http://www.kri.sfc.keio.ac.jp/report/mori/2013/c-022/

―浜松市鴨江アートセンター2019年度アーティスト・イン・レジデンス賞展覧会―

イベント情報

開催日 -
開催時間 10:00〜17:00
会場 鴨江アートセンター 1階ロビー
主催 浜松市鴨江アートセンター(指定管理者:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ)

プロフィール