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だれでも触って遊べる「おもちゃ作品」をつくっている安村卓士さんが秋田市から浜松市に拠点を移して2ヶ月で、6点の作品ができあがりました。鴨江アートセンター2階にある安村さんのアトリエをオープンし、いつでもだれでも自由に作品で遊ぶことができるスペースにします。

-アーティストより-
手の届くところに存在する何気ないものやできごとを、じっくり観察していると、自分だけにしか見えない側面がキラッと輝く瞬間がある。それを集めて組み合わせて、とりあえず手を動かすと、自然とかたちができてくる。その過程は、ひとつのあそびである。作品制作は、工作あそびやカラスの巣作りと同じ地平にある。(安村卓士)

『ペットが飼えなかった人のための彫刻4』2021

木材の切れ端を組み合わせて作られるシリーズの一つ。金属のつまみを持って動かすと、作品とダンスが踊れる。

『ほね』2021

手のひらに乗せて動かすと、カラカラ音がする。浜松の博物館で見た、はにわのぽかんとした空洞感に影響を受けて作られた。

『こま』2021

手近にあるものを組み合わせて作られている。ひとつひとつ回り方に特徴があって、静かに回ったりバランスを崩しながら回ったり、それぞれ個性を持っている。

『△○□ゲーム』2021

ボードゲーム型の作品。赤・青・黄に塗られた△○□の駒を、ルールにしたがって揃えて得点を競う。

『3色ヘビ』2021

持ち手を持って動かすと、ヘビが軽やかに踊り出す。動かす人もそれにつられて踊り出す。

『箱庭パズル』2021

建物や動物などの立体パズルを組み合わせると、街が出来上がっていく。

  • 小さなパーツがありますのでお子様は保護者の判断により大人の付き添いのもと遊んでください。
  • 室内ではソーシャルディスタンスを保ち、譲り合って遊びましょう。
  • 入室時、退室時に手指の消毒をお願いします。

<関連イベント> 
安村卓士アーティストトーク
「おもちゃ作品」の制作の背景や展示作品についてお話します。
日時:2022年2月27日(日)14:00~15:00
会場:浜松市鴨江アートセンター2階202号室
申込不要、当日直接会場へ


アーティストプロフィール

安村卓士

1995年広島県生まれ。秋田市在住。現在、秋田公立美術大学大学院修士課程に在籍中。 触れてあそぶ「おもちゃ作品」を作る。あそびによって作られる空間は、既存の教育や社会によって画一化された人間性をときほぐすと思う。 秋田市内にあるオルタナティブ・スペース『オルタナス』の運営にも携る。

【経歴】

1995年 広島県生まれ
2018年 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻 卒業
現在 秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科修士課程 在籍中

【展覧会歴】

2019年「東京インディペンデント2019 」東京芸術大学(東京)
2020年「ふしぎな洞窟」高円寺グッドマン(東京)
2020年「オルタナスオープン展」オルタナス(秋田)
2021年「手つかずの庭」THE ROOMERS’ GARDEN(宮城)

Twitter: https://twitter.com/natinal00

オルタナティブ・スペース「オルタナス」
https://m.facebook.com/alternasu/


  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催内容の変更、延期等の可能性があります。
  • 参加時の手のアルコール消毒、検温、マスクご持参の上の着用にご協力お願いいたします。
  • 参加時の写真が鴨江アートセンターのウェブサイトなどに掲載されることがあります。

浜松市鴨江アートセンター制作場所提供事業アーティスト・イン・レジデンス

イベント情報

開催日 -
開催時間 10:00~20:00
会場 鴨江アートセンター 2階 202
主催 浜松市鴨江アートセンター(指定管理者:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ)

プロフィール