写真術は、科学の発展とともに進歩してきました。私たちの肉眼では見ることができなかったものを、光学技術などが可視化してきました。「写真を撮らない写真のワークショップ」の第 2 弾は、写真家の大塚敬太さんと浜松科学館サイエンスチームの天井涼さんを迎えて、光学的原理や歴史的背景などに触れながら、偏光顕微鏡プロジェクターづくりに挑戦します。前回のワークショップでは、今日のカメラの起源となった「カメラオブスクラ」を体験しながら、「photo-graph(光の記録)」としての写真術の発明について思いを巡らせました。今回は、「見えないものを見る」をテーマに、肉眼では見ることができないイメージを私たちはどのように獲得してきたのか、あれこれ手を動かしながら、一緒に考えましょう!
※途中休憩があります。
※動きやすい服装でご来場ください。

【ファシリテーター】

大塚敬太(おおつかけいた)
1986年、浜松市生まれ。武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業、東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修士課程修了。フォトグラファーとしての活動と並行して作品制作を行なっている。2020年に浜松にUターン移住。現在は東京工芸大学芸術学部写真学科にて非常勤講師を務める。近年開催したワークショップは「光をなぞる ~写真を撮らない写真のワークショップ~(2023年、浜松市鴨江アートセンター)」、「イメージからピクチャーへ カメラづくりから考える(2024年、静岡県立美術館)」など。

天井 涼(あまい りょう)
1991年、福井県生まれ。富山大学大学院理工学教育部物理学専攻修士課程修了。2019年浜松科学館の全面リニューアルを期に、サイエンスチームの職員として浜松科学館に勤務。「実験大好き てんちゃん」の愛称でサイエンスショーの実演をはじめ、ワークショップや実験教室、展示実験など、様々なイベントの企画を行っている。得意な実験は、光や音、磁石など物理現象を扱ったもの。「共に楽しく学べるサイエンス」をモットーに、オリジナルの実験道具を使った実験を日々繰り広げている。

【浜松科学館とは?】
1986年開館。常設展とプラネタリウムを備えたミュージアムです。2019年7月の全面リニューアル以降は、およそ90点の体験型展示と、交流を重視した多様なプログラムによって、科学の楽しさに触れられる場づくりに努めています。館の中央に位置する大型ステージで披露するサイエンスショーや生解説プラネタリウムなどの職員によるライブプログラムや、実験・工作ワークショップも豊富に開催。
2025年3月に館内の一部をリニューアル。「自由に楽しみ、〈面白そう〉があふれる広場」をビジョンに、利用者の自由な創造を支えるワークショップスペース「みらいーらルーム」、可変性のある可動式の実験展示台「ワゴン」などを新設。さまざまな人が集い、参加できる、地域に開かれた場所を目指します。



・会場内の写真が鴨江アートセンターおよび科学館のウェブサイトなどに掲載されることがあります。
イベント情報
開催日 | 2025年3月23日(日) |
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開催時間 | 13:00~17:00 (12:45~受付開始) |
会場 | 鴨江アートセンター 2階 201 |
参加費 | 1,000円 |
定員 | 20名(先着順) |
対象 | 中学生以上(※お話の内容は中学生~大人向けですが、保護者の判断により関心のある小学生の方もご参加いただけます。不明点はお問合せください。) |
持ち物 | スマートフォン(必須ではありません。) |
主催 | 浜松市鴨江アートセンター(指定管理者:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ) |
協力 | 浜松科学館 |
プロフィール
イベント参加について
申し込み方法
予約受付中(2025年3月23日〆切)
お申込みにあたり必要事項をご連絡ください。
メール、電話、窓口にて承ります。
・タイトル、日時「3/23(日)見えないものを見る ~写真を撮らない写真のワークショップ vol.2~」
・参加者の氏名、よみがな
・電話番号
・学年(高校生以下の場合)
・開催を知ったきっかけ
浜松市鴨江アートセンター
静岡県浜松市中央区鴨江町1番地
窓口:9:00~21:30
TEL:053-458-5360
専用E-mail:event@kamoeartcenter.org