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※釜山文化財団・浜松市鴨江アートセンター協力事業

2025年10月23日(木)から11月1日(土)の10日間、浜松市鴨江アートセンターでは、韓国・釜山市の釜山文化財団(Busan Cultural Foundation)の”International Residency Dispatch Support Project for Young Artist”との協力事業として、同財団が公募した5名の釜山拠点アーティストが当館の1階を利用して作品制作や展示を行います。

釜山文化財団(Busan Cultural Foundation)ウェブサイト:http://eng.bscf.or.kr/eng/

さらに期間中は、鴨江アートセンターとゆかりのあるアーティスト達が、釜山のアーティストたちとの作品制作や展示などを通して交流を行います。

スケジュール(予定):

期間内容場所
10/23 (木) – 10/28 (火)作品制作104号室
10/ 29 (水)– 11/1 (土)作品展示101~103号室
※アーティストたちが在室していない日もあります。

展覧会『無主地の声たち』 “Voices from No Man’s Land/무주지의 소리들”

開催場所:浜松市鴨江アートセンター 101~103号室
開催期間:2025年10月29日(水)~11月1日(土)10:00~19:00
※最終日のみ16:00閉場

参加アーティスト(釜山):
・Jang Geonyul
・KangMok
・Kim Kunye
・Lee Yujin
・Won-Mon
※アルファベット順

芸術監督(釜山):Seo Sang-ho

協力アーティスト:
・林 満里奈 (Hayashi Marina)
・大塚敬太 (Otsuka Keita)
・柴田智明 (Shibata Tomoaki)
・鈴木萌子 (Suzuki Moeko)
・菅澤薫 (Sugasawa Kaoru)
※アルファベット順

展示協力アーティスト:
・原田 愛子(Harada Aiko)
・志村 茉那美 (Shimura Manami)
・ウエヤマトモコ (Ueyama Tomoko)
※アルファベット順

制作協力:
FabLab Hamamatsu/TAKE-SPACE


プロフィール

《参加アーティスト(釜山)》

Jang Geonyul

1992年、韓国・昌原生まれ。2016年に昌原大学美術学部(西洋画専攻)卒業、2021年に同大学大学院修了。自然や人を描く行為を通じて、時間の流れと存在の痕跡を描きとめている。近年はソウルと京都を拠点にレジデンス活動や展示を展開。主な個展に「Portraits of the Disappearing」(2025年、ソウル)など。

ウェブサイト:https://link24.kr/AF16w0w
Instagram: @bamnamoo_

KangMok

ソウル生まれ、釜山で学び、パリで助手プログラムを修了後、ベルリン、バリ、済州などで制作。現在はソウルに拠点を戻し活動中。ソウル、釜山、東京、ジャカルタで展示し、時にライブペインティングも行う。「Today」や「Rolling Balance」などの作品で、目に見えない存在の可視化を試みている。近年の個展に「Jupiter」(2025)などがある。

ウェブサイト:https://contemporaryartinstitute.com/
Instagram: @macsmok

Kim Kunye

夜の静けさの中で広がる夢から着想を得ている。甘くほろ苦い想像の中で、奇妙でありながらどこか懐かしいものとの出会いから生まれる一瞬の感覚を描きとめ、視覚的ナラティブを紡ぐアートブックへと展開している。主な個展に「NAKED」(2025年、釜山)、「The Shimmering Moment」(2025年、釜山)など。主なグループ展に「Island People Silence– The Story of the Sandbank」(2025年、釜山)などがある。

ウェブサイト:https://blog.naver.com/kgy773
Instagram:@kunyekim

Lee Yujin

釜山拠点。絵画・写真・彫刻などで人の住んでいた場所を記録し、その残滓を捉え直すことを試みる。釜山の加徳島と影島で、それぞれ空港建設による風景の変化と、集合住宅と個人の痕跡の共存を主題に「共生」の意味を探求した。主なグループ展に「The Complex, Sensory Records」(2025年、釜山)など。

Instagram: @visions_0f_

Won-Mon

猫を主題にしたドキュメンタリー的絵画を制作。韓国の伝統的な絵画技法「真彩法(Jinchchae-beop)」と、複数の時間を一つの画面に収める「同時二時法(Dongdoiisibeop)」を用い、現代人の日常や地域の風景・歴史的な空気を温かく描き出している。主な個展に「Meow World」(2024年、釜山)など。

Youtube: https://www.youtube.com/@won_mon
Instagram: @won_mon_artist

《協力アーティスト》

林 満里奈 Hayashi Marina

1998年浜松市生まれ。2020年に武蔵野美術大学 油絵学科 版画専攻を卒業後、地元浜松を拠点にペイントアーティストとして活動中。絵画やライブパフォーマンスを通じ「アートを特別なものではなく、日常にある体験として広めたい」との思いから、地域の人々や企業とともに新しい表現の場をつくり続けている。


Instagram: @hanon_9148

大塚敬太 Otsuka Keita

1986年、浜松市生まれ。武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業、東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修士課程修了。フォトグラファーとしての活動と並行して作品制作を行なっている。2020年に浜松にUターン移住。現在は東京工芸大学芸術学部写真学科にて非常勤講師を務める。近年開催したワークショップは「光をなぞる ~写真を撮らない写真のワークショップ~(2023年、浜松市鴨江アートセンター)」、「イメージからピクチャーへ カメラづくりから考える(2024年、静岡県立美術館)」など。

ウェブサイト:https://keitaotsuka.com

柴田智明 Shibata Tomoaki

美術家。1981年 東京生まれ。2002年 武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。2014-2015年 文化庁新進芸術家海外研修制度, ロサンゼルス研修員。2024年度浜松市鴨江アートセンター後期アーティスト・イン・レジデンスに参加。以降、浜松市で制作中。2026年、グループ展「Be Now」(樂土舎、袋井市)に出展予定。


Instagram: @tomoaki_shibata_81

菅澤薫  Sugasawa Kaoru

1989年埼玉県生まれ。2019年、筑波大学大学院で博士号(芸術学)を取得。現在、浜松学院大学短期大学部 幼児教育科 准教授。
およそ10年にわたり、〈記憶〉や〈感情〉をテーマに、人物とストッキングを組み合わせた絵画作品を制作してきた。近年は、花々を描くことで、心の奥に眠る思い出や、光、温もりといった目に見えない感覚を表現している。
個展やグループ展に加え、アパレルや映画への作品提供など、多様な形で表現の場を広げている。

Facebook: https://www.facebook.com/kaoru.sugasawa
Twitter: https://twitter.com/runrun1114
Instagram: https://www.instagram.com/sugasawa.kaoru/

鈴木萌子 Suzuki Moeko

1986年千葉県生まれ。2020年より浜松在住の絵描き。
絵を描いたり、それをオブジェやアクセサリーに仕立てたり、ワークショップを開いたり、絵のまわりであれこれ活動しています。
色の響き合う時間を大切にしています。


Instagram: @mmmoekoo

《展示協力アーティスト》

原田 愛子 Harada Aiko

静岡文化芸術大学卒業。愛知県名古屋市在住。「小さい写真 原田」として写真や
映像を使った作品を制作している。近年の主な活動歴は、「第1回 MIMOCA EYE /
ミモカアイ」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/香川県丸亀市)、第24回 岡本太郎現
代芸術賞展(川崎市岡本太郎美術館/神奈川県川崎市)、写真新世紀2019(東京都
写真美術館/東京都)、BANGKOK DESIGN WEEK(タイ バンコク)など。

ウェブサイト:https://chiisai-shasin.jimdo.com/

志村 茉那美  Shimura Manami

神奈川県出身。2021年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修士課程修了。映像作家。特定の土地や民話等のリサーチに基づき新たな物語を編み出し、物語の持つ娯楽性やユーモアが内包する可能性に改めて着目すると同時に、そこで得られる批評的な視点によって、あらゆる社会問題の背景にある構造の対象化を試みている。主な展示に、2021年「黄金町バザール2021 -サイドバイサイドの作り方」(黄金町, 神奈川)など。

ウェブサイト: https://www.shimura-manami.com/
Facebook: @shimushiiii

ウエヤマトモコ  Ueyama Tomoko

音響作家
世の中に潜んでいる音と人の関係を探求。聴覚と視覚(音と映像)の構築によって顕になる現実と虚構に着目し、フィールドレコーディングを中心にサウンドインスタレーション、ワークショップ、映画録音や音声制作を行う。近年作品や録音に、「回遊するサウンドアーカイブ -千種区」(2025/企画代表、ComonNexus)「港まちまち音(ね)に浮かぶ」(2023/港まちづくり協議会)、茂木綾子監督「フィシスの波文」(2024)、崟利子監督「じぶん、まる!いっぽのはなし」(2023)

ウェブサイト:https://asyl.quest  https://mimijima.net

  • 会場内の写真が当館ウェブサイトなどに掲載されることがあります。

※この事業は浜松市鴨江アートセンターの自主事業Kamoe Artist Baseとして開催します。

イベント情報

開催日 -
会場 鴨江アートセンター
主催 Busan Cultural Foundation(釜山文化財団)

プロフィール