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コロナ、戦争、地震、ストレス、孤独、性別・・・ひとたびインターネットを開けば、私たちはさまざまなニュースと対峙することになります。感情や考えが浮かび、折り合いがつかない気持ちになることもあるでしょう。

アーティストの矢野恵利子さんは、そんな私たちの複雑な心の中を、子どものおもちゃのように楽しくシンプルな作品に生まれ変わらせ、発表しました。

 今回のワークショップでは、参加者のみなさんが、それぞれ「世界中で普遍的に起こっている問題」だと思っていることを書き出し、いま自分がどんな考えを持っているのか可視化してみます。

ワークショップの最後には陶板をつくります。やわらかい状態の土が板状になっているものに、ワークショップで書き出した自分の言葉を刻みます。陶板は一旦お預かりし窯で焼いて完成です。後日お渡しします。

※陶版のお渡しについて
参加者のみなさんがつくった陶板はワークショップ終了後に乾かして焼成します。お渡しまで2ヶ月ほどかかります。鴨江アートセンターにてお渡ししますので焼きあがったらお知らせします。

※このワークショップは「HERE AND NOW」展の関連アートワークショップとして開催します。

陶版のイメージ
Compromising Drill / 折り合いをつけるための演習ドリル
撮影:田中美句登

矢野恵利子

2010年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科陶磁コース卒業。テロや気象変動などの共通認識として存在する問題と比較した時に、極めて個人的な問題のために見落とされ、共感されず、当事者の中で積もり積もっていく小さな事象やストレス等を抽出。作品を通してそれらをユーモアに変え、捉え方次第で愉快なものに変換できるという発想を観賞者と共有することを⽬指す。東京やアイルランドで活動した後、2019年より地元である香川県を拠点に活動中。

展覧会「HERE AND NOW」
2022/6/3-26 11:00-17:00

浜松市鴨江アートセンターはアーティスト・イン・レジデンス事業をスタートして9年目を迎えました。本展では、これまで当館を拠点として制作活動をしたゆかりのアーティストおよそ60組から40名を迎え、1人1作品を展示する展覧会です。これまでに日本全国からさまざまな作家がさまざまな動機で浜松に制作に来ました。今は浜松を離れて活動する作家、浜松市内近郊を拠点とする作家、現代を生きる作家40名のそれぞれがここに一堂に会します。
会期中には出展アーティストによるトークやワークショップなどを予定しています。

  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開催内容の変更、延期等の可能性があります。
  • 参加時の手のアルコール消毒、検温、マスクの着用にご協力お願いいたします。
  • 参加時の写真が鴨江アートセンターのウェブサイトなどに掲載されることがあります。

イベント情報

開催日
開催時間 14:00〜16:00
会場 鴨江アートセンター
参加費 1,000円
定員 10名(先着順)
対象 中学生以上
主催 浜松市鴨江アートセンター(指定管理者:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ)
助成 一般財団法人 地域創造

プロフィール

イベント参加について

申し込み方法

受付終了

お申込みにあたり必要事項をご連絡ください。メール、電話、窓口にて承ります。

・タイトル、日時
・参加者の氏名、よみがな
・電話番号
・学年(高校生以下の場合)
・開催を知ったきっかけ

浜松市鴨江アートセンター
浜松市中区鴨江町1番地 
窓口: 9:00~21:30
TEL: 053-458-5360 E-mail: k.a.c@kamoeartcenter.org