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浜松市出身の映画監督・木下惠介は映画のロケ地を北海道から九州まで各地に求めていました。それぞれの地域が持つ独自の風景や文化や歴史を映画創作に融合させ、物語にはその地域ならではの独特な気質が織り込まれました。このブースでは、皆さんに映画監督になった気持ちでロケ地を探していただきます。今までに自分が行ったことがある場所で自分が映画監督だったら、どこをロケ地にしたいですか?映画にしたいと思う風景や思い出、食べ物、人々、キャラクターなどのイメージを絵に描いたり、言葉で書いたりした紙を旗にし、地図に挿してください。皆さんでつくった映画ロケ地マップは3月19日(火)~3月31日(日)に木下惠介記念館のロビーに展示されます。

『この天の虹』(1958)
ロケ地:福岡県北九州市

『惜春鳥』(1959)
ロケ地:福島県会津若松市

『破戒』(1948)
ロケ地:長野県飯山市
『海の花火』(1951)
ロケ地:佐賀県唐津市


木下惠介(きのした けいすけ)

日本を代表する映画監督の木下惠介は、1912(大正元年)年12月5日、浜松町伝馬(現浜松市中央区伝馬町)に生まれました。浜松尋常高等小学校(現浜松中部学園)、浜松工業学校(現浜松工業高等学校)と進学し、オリエンタル写真学校を経て松竹キネマ蒲田撮影所(現松竹)に入所します。島津保次郎監督のもとで修業を積み、『花咲く港』(1943)で監督デビューします。40年以上に渡る監督人生の中で、『カルメン故郷に帰る』(1951)、『二十四の瞳』(1954)、『女の園』(1954)、『喜びも悲しみも幾歳月』(1957)等、日本映画史に残る作品を多く残しました。時代の空気を敏感にとらえ、英雄ではなく市井の人々を見つめ続けた作品は、現在も多くの人々に愛されています。


【関連企画】
木下惠介記念館主催上映会(2023年度下半期) 
上映特集「木下惠介映画にみる地理学」

・会場内の写真が鴨江アートセンターのウェブサイトなどに掲載されることがあります。

イベント情報

開催日 -
開催時間 9:00 ~21:00(最終日は17:00まで)
会場 鴨江アートセンター 1階ロビー
参加費 無料
対象 どなたでも
主催 浜松市鴨江アートセンター(指定管理者:浜松創造都市協議会・東海ビル管理グループ)

プロフィール

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申し込み方法

受付終了

申込不要、直接会場へお越しください。